明石石油株式会社

検索

明石の日々 いつも安心、ずっと支える

錆止めオイルの話2020.7.10

どうも藤原です。この時期は体調も気分も安定しなくなる人もいるのではないでしょうか。近年の雨には泣かされます。ジメジメするのは嫌ですよね。

この時期、製造業の天敵になるのは、湿気による製品の「錆(さび)」です。

皆さんも、自転車や屋外の道具とか「錆止めスプレー」のオイルを使ったことがあるのではないですか。簡単に言えば、オイルは水をはじくので錆止めの効果があるわけです。

さて工業用では錆止め専用のオイルを「防錆油」と呼びます。錆止め効果期間や使い方で様々な種類があります。そんな中で一つ特徴的な性能を紹介します。それは「水置換」性能です。言葉の通り「水と置き換わる油」という意味になります。製品に水分がついてしまっている状態では一度水分をキレイに取り除く必要があります。「水置換」性能の防錆油は、簡単にイメージすると製品の表面についた水分と置き換わって、水分を除去し製品表面をオイルで保護します。

※墨汁(水分)のついた板に油を吹きかけて、水分を除去できるかの比較試験画像


私たちは提案させていただく潤滑油の性能を分かりやすくお伝えするために比較試験や勉強会も開催します。そんな時、「わかりやすかった」「さすがだね」と言われるとうれしいですね。日々勉強ですが、そんな一言が励みになります。雨が上がってすぐに深呼吸すると空気がきれいな気がします。皆さんは梅雨の楽しみ方ありますか?

明石の日々 TOP

ページトップへ